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沖縄出身のデザイナーナカムラキリコの人生はパーティーだ!ブログ

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    西原理恵子先生の新著、「ダーリンは70歳」は年を取る勇気を与えてくれる一冊だった。

    2016年2月23日

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    私は漫画が好きだ。

     

    特にエッセイが好きで、中でも西原理恵子先生の作品が大好きだ。

     

    西原先生のことを知らない方のために簡単に説明すると、麻雀から水商売、子育てや家庭問題などを毒々しい目線で描いたと思いきや、泣けるファンタジーだって描いちゃうスーパー漫画家なのだ。

     

    代表作は「ぼくんち」、「毎日かあさん」など。

     

    ちなみに絵柄はこんな感じ。ものすごい

     

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    私がどれくらい西原先生の漫画を好きかというと、「西原先生の麻雀漫画をより理解したいがために麻雀を始めた」ほどだ。

     

    特に「毎日かあさん」は、自意識が芽生えるか芽生えないかの頃(私の場合小学校低学年)からの愛読書なので、共に育ってきたと言っても過言ではないほど思い入れがある。

     

    つまりは西原先生の、14年来の大ファンなのである。

     

    2012年、そんな私にとって衝撃のニュースが耳に入った。

    なんと西原先生、「Yes、高須クリニック」でお馴染みの高須克弥院長との交際を発表したのだ。

     

    高須院長はよく西原先生の漫画に登場しており、その時点で10年近い友人関係にあったので、私たちファンにとってはとにかく衝撃の出来事だった。

    喜びの声、批判的な声、関係を疑問視する声など、世間の反応は様々だった。

     

    しかし私は、とにかく嬉しい気持ちでいっぱいだった。

    西原先生が50歳、高須院長が70歳。

    共に、配偶者を亡くしている。

    そんな2人が、恋人という形でこれからの人生を支え合える関係になれたのなら、こんなに嬉しいことはないと思った。

     

     

     

    さて、前置きが長くなったが、やっと本題。

     

    そんな西原先生と高須院長の関係を描いた漫画、「ダーリンは70歳」が、ついに発売されたのだ。

     

     

    読み倒した。

     

     

    恋人ができても変わらずの西原節全開で毒づきまくっているものの、とにかくお似合いの2人で、温かい気持ちでいっぱいになった。

     

    最初から最後までシャイな高須院長をイジるような内容だが、ところどころに西原先生の「照れ隠し」も垣間見えてなんだよもう!ただの惚気漫画じゃないか!あ、そうか惚気漫画だった、嘘はついてないや、みたいな。

     

    読後の感情を円グラフにするとこんな感じ。

     

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    幸福感と羨望はまあ分かると思うが、反省の気持ちも少し生まれた。

    自分が今までしてきた恋愛への反省だ。

     

    すごく好きなシーンがあった。

    自分を中古車に見立てた西原先生に対して、高須院長が言ったセリフを抜粋させていただく。

     

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    お父さんが首吊って泣いてても、ギャンブルにはまってても、ダンナがアル中で泣いてても、その全部があって今のあなたがここにいるからね

    ヴィンテージカーだよ、キズはそれが値うち

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    お互いの欠点を愛することの大切さをとにかく痛感させられてしまった。

    もちろんこの2人だって完璧ではないし、手探りな感じもひしひしと伝わってきたが、それがより一層説得力をプラスさせる。

     

    私もこんな風に、好きな人の欠点を愛せる人になりたいと強く思った。

     

     

     

    西原先生は私の母と一つ違いだ。

    自分の母親世代の人から学ぶ恋愛、というものにすごく不思議な感じがした。

     

    ちょっとだけ、本当にちょっとだけ、自分の母親だったら、と置き換えて考えてみた。

    想像するだけでめちゃくちゃ照れくさいが、自分の母親だって恋愛感というものは持っているであろう。

     

    次に会った時には、そんな話もしてみようかな。

     

     

     

    ああダメだ、こんなに面白い漫画だったのに、というか普通にお腹抱えて笑ったのに、超まじめに書いてしまったな。

     

    西原先生、フリーメイソンの話とか普通に描いちゃっててめっちゃ面白かったよ。

     

     

    このカップル、「一緒に年を取る楽しみ」を見つけていってる感じがすごく良かった。

    年を取るって悪くないなぁ、と思わせてくれる一冊だった。

     

     

     

    ぜひぜひ、読んでみてね。

     

     

沖縄出身のWebデザイナー6年生。
1993年生まれ、現24歳。
ビールとお相撲が好きです。

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